黒点病  

黒点1 黒点2 症状
葉に黒く丸いシミができます。病班のできた葉は、(元の葉の色の違いで) 黄色や赤に脱色したようになって、ポロリと落葉してしまいます。 茎も感染して黒っぽくなることがあります。他の株や同じ株の葉に感染する感じです。
新芽が感染しにくいと思っていたら、 「花のある暮らし」 のKIKKOさんに、新芽や新葉がかかりにくいのはワックスの様にコーティング作用があるため だと教えていただきました。菌を含んだ水は、接触してもはじかれて葉内に入れないからだと 言われていて、成葉になるとそのワックス効果がなくなるため感染すると言われているそうです。
一つの黒点を見逃していると、やがて蕾を残して全ての葉が落ちてしまうこともあります。 雨が当たると感染しやすく、雨あがりに特に蔓延するように言われていますが、 雨が降らない日が続いても感染しているようにも思え、やっかいです。

対処
黒点を一つでも見かけたら、カリグリーンかGAMIさんの発明品酸性水もどき を散布しています。予防にこれらの薬を撒くのも効果がある気がします。 これらを散布すると、病気の広がりが押さえ込まれるように感じます。 感染を防ぐ為に黒点病の葉は落ちているのもすべてを取り除くことが大事なようです。 菌がついている可能性のある剪定バサミは熱湯消毒した方が良いようですが、 私は面倒でやっていません・・・。雨のあたらない軒下、ベランダなどの方が、 感染しにくいと感じるので、黒点病に弱そうだと感じるものは軒下などに移動するように しています。よく言われる雨の跳ね上がりを防ぐ為のマルチングでは、 病気で落葉した葉を取り除きにくいせいもあり、効果を感じることはできませんでした。

効果
カリグリーン、GAMIさんの発明品酸性水もどきの散布によって、 株全体の葉が落ちることはなくなる感じがします。 発生初期では、散布によって後の発生が一時止まったようにも思いました。茎への感染は 酸性水もどきで小康状態になりました。黒点病が発生すると、 半ばあきらめてしまうけれども、蔓延して落葉してしまっても、美しい新芽が出てくれるので、 あきらめずに病気の葉を取り除いたり薬剤散布を続け、 新芽に黒点が移らないように注意していこうと思っています。

(散布剤については「病害虫」のトップページにある 「使っている薬」をご覧ください。)