根頭癌腫病  

1度削った部分 初の発症
症状
株の根元が、コブが出来たようにゴツゴツした感じで大きくなった。 まるで泡が吹いて固まったかのようにも見えました。
最近見た癌腫らしきものは、丸いボールがくっついたように膨らんでいました。

対処と効果
2000年秋に、キングというツルバラで初めて経験しました。見つけた私はあせって、とっさに持っていたスコップで、 出来たコブをガツガツ削り取ろうとしてしまったのでした。コブは何とポロリと、いとも簡単に取れたのですが、 「農薬嫌いのためのバラ作りのページ」に、木酢液 の原液をかけると効果があると書いてあったので、ナイフで切り口を少し整えてから、 ペットボトルのキャップ2杯分位のニンニク入り木酢液の原液をかけてみました。
その後、患部に変化は見られないし、花もきれいに咲いてくれて、新しいシュートも出たのですが、 約1年後にまたぶつぶつと吹いた泡が固まったような感じで発病してしまいました。 (写真左/2001年8月25日。癌腫部分がわかりにくいので赤丸で囲いました。) それでもまだ株の様子は特に変化はありません。

ちょうどこの癌腫を見つけた同じ日に別の株にも癌腫を見つけてしまいました。(つるのレディヒリンドン) 足元が他の草で隠れていたので発見が遅れてしまいました。 草をよけるとゴルフボール大の球に近い形のこぶが地上の少し上の部分の茎についている 感じでした。(写真右/2001年8月25日)細かい白い粒は確か骨粉をばら撒いた時に かかったものだったと思います。

今回はこぶには触れずに、上からニンニク木酢をキャップ1杯くらいずつかけ、 たまたまそれで木酢はなくなってしまったので、試しにYukinoさんにいただいた EMストチュウも、やはり原液のまま、キャップに2〜3杯かけてみました。 ニンニク木酢に漬けていたニンニクも株元に散らしておきました。

EMストチュウをかけることを半月〜1月後に2度繰り返しましたが、目に見える 変化はなかったので、ナイフで取りました。枝とこぶとの接着部分は すごく少なくて、こぶはやっぱり簡単にポロッと取れました。 その後、1〜2ヶ月たっていますが、まだ様子に変化はありません。(2002年4月24日現在)

見つけると焦ってしまいますが、なるべく落ち着いて 対処したいと思っています。