チャノホコリダニ  

虫の様子
チャノホコリダニ 写真の葉はたしか白木香薔薇です。一番ひどかったのはキングのシュートですが写真がありません。 たしかアンジェラも同じような感じになってしまったと思います。
葉が内側に巻き込むようにしわが出て細くなり、べたついたような光沢も出てきて成長が止まってしまいました。 よく見るとアリがせわしなく列をなして往復していました。
シュートの葉は限りなく細くなり、先端がしおれてきてしまったので剪定してしまいました。 すごくダメージを受けたので本当に嫌だなぁと思いました。


チャノホコリダニにやられたと思われる紫蘇 その後雑誌で同じような症状を見かけました。
「チャノホコリダニ」というようです。(間違えていたらごめんなさい。お茶の葉などにつくダニのようです。)

虫は成虫で0.25mmでハダニより小さいらしく、肉眼では見えないようです。
寄生場所は新芽近く、葉のふちが裏に巻き込まれたり光沢を帯びたりして、 やがて葉は展開しきれずに細くなったり変形したりし、ひどくなると新芽の展開が止まるとありました。
野菜や花、果実など色々なものが被害にあうようです。(バラの被害というのは一つも見つけられませんでした。)
私のところでは2002年夏には、トマトや紫蘇にも似た症状が見られました。(写真は紫蘇です。)

高温多湿を好み、天敵もあまり効果がなく、繁殖力も旺盛だそうです。2年前に初めて見てから薔薇では見つけていないので よかったです。

ただ、やはり白木香薔薇のシュートでは、2002年の夏もたくさんのアリを見かけました。
これは葉の縮れが見られず、被害はなかったのですが、やはりアリがせわしなく往復しているのでとても不思議でした。 シュートの先の葉から何か物質が出ているのかな?とも思ってしまいました。 どなたかご存知の方がいらしたら教えていただきたいです。
対処と効果
ハダニと同じく木酢液やお酢に予防効果はある気がしますが、 発生してから撒いても治る気配は全くありませんでした。 ひどいときは剪定してしまいやり過ごしました。
虫追祭、碧露はまだ試していません。バラに発生したら使ってみるつもりです。