アブラバチ  

バラの刺に止まってアブラムシの様子を伺っています
虫の様子

アブラムシの近くを、アブラムシよりわずかに大きいだけの黒くて小さな虫が飛んでいるのを見かけます。 大きさは正確に測っていないのですが、2〜3mmくらいに感じました。 触覚を動かしながらアブラムシに近づくと、飛び上がってお尻を曲げて産卵しようとします。 私が見た時は産卵しようとしたものの、少し遠かったらしく触覚を手のように使って、引き寄せるような 仕草が見られました。その時の産卵はアブラムシの頭の方からしていたように見えたので 少し不思議な気がしました。アブラムシは足で追っ払うような、嫌がる仕草をしていました。

お尻を曲げて産卵 刺した直後・・
産卵されると幼虫はアブラムシの体内を食べて成長するようです。上の写真で産卵したであろう場所では マミーを発見できず(忘れていて、水圧でアブラムシ退治した時に飛ばしてしまったようです・・。) 別の場所でいくつか寄生されているアブラムシを見かけました。寄生されるとアブラムシの体は膨らんで色が変わってくるそうです。 これはマミーと呼ばれています。(マミーかな?と思う写真は「アブラムシ」のページにも数枚載せています。)
見つけたマミーをコップの中に入れ、ビニールを被せて輪ゴムを止めて観察してみました。 数日後に下の写真の蜂が出てきました。蜂の大きさは2mmでした。羽化してくれて何だか嬉しくなってしまいました。
コップで観察したマミー 孵化した蜂。